火山の状況に関する解説情報
令和8年 8月 7日16時00分 仙台管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月31日から8月7日15時までの岩手山の火山活動状況についてお知らせします。西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲では大きな噴石に警戒してください。

[継続]レベル2(火口周辺規制)
 岩手山

 岩手山では、5月下旬から山体膨張を示すと考えられる地殻変動が認められていましたが、7月中旬頃から停滞しています。
 この地殻変動に伴い、山頂付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加していましたが、7月中旬以降は少ない状態で推移しています。
 黒倉山付近の微小な火山性地震の発生頻度は低下しているものの継続して発生していることから、西岩手山(大地獄谷・黒倉山から姥倉山)の想定火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
 西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 また、噴火時には火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 次の火山の状況に関する解説情報は、14日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。