火山の状況に関する解説情報
令和8年 7月 1日12時00分 仙台管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 岩手山では、山体膨張を示すと考えられる地殻変動が認められます。この地殻変動に伴い山頂付近を震源とする火山性地震が増加しています。

[継続]レベル2(火口周辺規制)
 岩手山

 岩手山では、地殻変動観測のデータを精査した結果、5月下旬以降山体膨張を示すと考えられる地殻変動が認められます。この地殻変動に伴い山頂付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、本日(1日)11時現在、前5日間の合計で26回(速報値)観測しました。
 また、黒倉山付近の地震活動も継続しており、西岩手山(大地獄谷・黒倉山から姥倉山)の想定火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
 今後の火山情報に留意してください。
 西岩手山の想定火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 また、噴火時には火口の風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 次の火山の状況に関する解説情報は、3日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。