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文学:
○うまいダッツ(坂木司/文芸春秋)…とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る4人は、「うまい棒1本で、世界の秘密がわかるらしい」という不思議な噂を耳にして-。おいしく楽しく、ときどき切ない5つの物語。『オール讀物』掲載を単行本化。
○うらはぐさ風土記(中島京子/集英社)…離婚を機にアメリカから帰国し、東京都下でひとり暮らしを始めた沙希が出会ったのは、この地に縁のある一風変わった人々で…。町なかの四季やおいしいごはんを描く長編小説。『小説すばる』連載を単行本化。
○捨てたい人捨てたくない人(群ようこ/幻冬舎)…溢れかえる洋服、本、フィギュア、溜め込んだ非常食、密かに隠した写真に手紙…。これは、捨てる! あれも…捨てる? 身内の身の回りを"断捨離"しようと右往左往する人たちの連作小説。『小説幻冬』連載を単行本化。
○フェスタ(馳星周/集英社)…北海道で競走馬の生産牧場を営む三上収、徹の親子は、「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いないと確信していた…。ホースマンたちの熱き想いを描く長編小説。『小説すばる』連載を加筆・修正。
○山の上の家事学校(近藤史恵/中央公論新社)…離婚して1年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた-。忙しすぎて"生活"が後回しになっている、大人たちへの応援歌。『BOC』連載を単行本化。
実用書:
○91歳、ヨタヘロ怪走中!(樋口恵子/婦人之友社)…これからは「おばあさんだらけ」の時代。そのトップランナーとして走る91歳の著者の「ヨタヘロ」と「ときめき」の逸話の数々を綴る。酒井順子との講演&対談も収録。『明日の友』連載に書下ろしを加えて単行本化。
○疲れた人に夜食を届ける出前店2(中山有香里/KADOKAWA)…とある町の片隅に、ひっそりとたたずむ夜食の出前店。ナポリタン、串かつ、鍋焼きうどん。クマたちが、ちょっぴりお疲れ気味のあなたに夜食を届けます…。頑張るひとに贈るコミック。レシピつき。
○獲る食べる生きる(黒田未来雄/小学館)…NHK自然番組ディレクターだった著者は、カナダの先住民を訪ねた-。人間がこれからも地球で生き続けるための知恵=先住民の思想と生き方に魅せられた著者が、NHKを退職して「猟師」になるまでの軌跡を綴る。
○農家が教える鉄とことん活用読本(農文協/農山漁村文化協会)…田畑でのタンニン鉄の効果や使い方、さまざまな素材でのタンニン鉄の作り方、人間の健康管理への活用など、ミネラル分としての鉄の活用とその効果に迫る。『別冊現代農業』2022年10月号を単行本化。
○箱庭西洋史(田中正人/かんき出版)…西洋史の全体像とその流れをザックリ?め! 「人類の誕生」「宗教改革」「産業革命」など、古代?現代の西洋史の分岐点となった出来事を"箱庭"に収めたイラストでわかりやすく解説。近代中国史、中東問題も網羅。
(金ケ崎町立図書館 担当:及川恵美)