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一般書:
○かたばみ(木内昇/KADOKAWA)…女性の生き方もままならない戦後の混乱と高度成長期の中、小金井で教師をしていた悌子は、よんどころない事情で家族を持つことに…。血の?がらない親子を描く、笑いと涙のホームドラマ。『北海道新聞』等連載を加筆修正。
○死者の試写会へようこそ(赤川次郎/集英社)…何が上映されるかわからない試写会に誘われた藍。そこで流れた映画は、実際に過去に起きた殺人事件をモデルにしていて…。表題作を含む全6話を収録。『小説すばる』掲載を単行本化。霊感バスガイドシリーズ第12弾。
○月夜行路(秋吉理香子/講談社)…冷えきった夫との関係や子どもとの生活に孤独感を募らせていた涼子は、家出を決行。BARのママ、ルナに自分の抱える報われなさの正体が元彼であることを言い当てられ、彼を探しに大阪へ…。『メフィスト』連載を書籍化。
○八月の御所グラウンド(万城目学/文藝春秋)…大学生・朽木は、借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)で謎の草野球大会、たまひで杯に参加する羽目になり…。表題作など、人生の愛しくほろ苦い味わいを綴る全2篇を収録する。『オール讀物』掲載を改題し単行本化。
○百年の子(古内一絵/小学館)…明日花(28歳)は、自社が出版する学年誌の歴史を調べるうちに、今は認知症の祖母が、戦中、学年誌の編集に関わっていたことを知り…。戦中?令和の出版界を舞台に、子ども、女性、母親が人生を?み取る姿を描く大河小説。
実用書:
○江戸のキャリアウーマン(柳谷慶子/吉川弘文館)…生家を離れ、単身武家へ奉公に出た奥女中。儀礼の差配、親族大名との交際、将軍家への使者など奥向から大名家を支えた仕事に注目し、その働きやキャリア形成、老後の待遇に迫る。
○50歳からのごきげんひとり旅(山脇りこ/大和書房)…ひとり旅、私にできるかな? 50歳でひとり旅をはじめた料理家が、ひとり旅のはじめ方と楽しみ方を、行き先の決め方、荷作りのコツ、ホテルやレストラン選びのポイントなどのノウハウを交えながら紹介する。
○免疫をあやつる(楢崎雅司/ミネルヴァ書房)…免疫は病原体から身体を守る仕組みだ。免疫を強めたり弱めたりする薬が次々と登場し、多くの難治性疾患の治療に進歩がもたらされた。免疫の基本的な仕組みと免疫学の臨床応用を、阪大病院免疫内科の医師が解説する。
○夢と金(西野亮廣/幻冬舎)…お金が尽きると、夢が尽きる-。自らがビジネスモデルのデザインまで行い、「エンタメ=夢」を実現し、「生きるお金」を生み続けているキングコング西野亮廣による、"生きるための説明書"。
○60歳から絶対やるべき防犯の基本(京師美佳/主婦の友社)…日常生活は、詐欺・強盗・事故などのあらゆる危険にさらされており、いつ何が起こってもおかしくありません。防犯アドバイザーが、シニアに向けて防犯対策を紹介します。100均防犯グッズも掲載。チェック欄あり。
(金ケ崎町立図書館 担当:及川恵美)