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一般書:
○縁切り上等!(新川帆立/新潮社)…子供を連れ、北鎌倉の実家に逃げ帰った聡美は、縁切りで名高い「東衛寺」の娘で弁護士の紬に出会う。勢い込んで離婚相談をした聡美だが、思いがけないことを言われ…。リーガル・エンタメ。『小説新潮』連載を加筆し単行本化。
○この夏の星を見る(辻村深月/KADOKAWA)…コロナ禍で登校や部活が制限される中、しかし出会いもあった。オンライン会議を駆使して、全国で?がっていく天文部の中高生たち。「スターキャッチコンテスト」開催の次に彼らが狙うのは…。『北海道新聞』等連載を単行本化。
○梅雨物語(貴志祐介/KADOKAWA)…命を絶った青年が残した1冊の句集。そこに記された13句を解釈していくほどに、隠された秘密が浮かび上がり…。ホラーとミステリの極北に至る3編。『小説野性時代』掲載を単行本化。
○脈動(今野敏/KADOKAWA)…警察官による暴力や淫らな行為が相次ぐ。事態の悪化を恐れた警視庁の富野は、旧知のお祓い師を呼び出すと、警視庁を守る結界が破られており、このままでは警察組織が崩壊するという…。『小説野性時代』連載を単行本化。
○夜果つるところ(恩田陸/集英社)…山間の遊郭で暮らす「私」は、ある時館に出入りする男たちの宴会に迷い込む。だがそれは、夥しい血が流れる惨劇の始まりで…。「鈍色幻視行」の作中作家・飯合梓によって執筆された幻想譚。『小説すばる』掲載を書籍化。
実用書:
○エレガントな毒の吐き方(中野信子/日経BP)…NOを言わずにNOを伝えるには? 古都・京都が育んだ人間関係のエッセンスから、「言いにくいことを賢く伝える」技術を伝授。京都人に聞いた、シチュエーション別のエレガントな毒の吐き方も紹介する。
○季節の花の切り紙100(うえはらかずよ/日本ヴォーグ社)…折り紙を折って切って開くだけ。簡単に作れる花や雪の結晶を100種類紹介します。できた作品を使った壁面飾りや小物など、アレンジして楽しむアイデアも満載。拡大コピーして使う型紙付き。
○10代のための疲れた体がラクになる本(長沼陸雄/誠文堂新光社)…「異常は見つからないけどしんどい」 それ、脳の炎症です-。コロナにより増えている病気や症状を解説。慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)、化学物質過敏症など、病気の基礎知識と実践的な解決法を同時に伝えます。
○ちいさな季節の編みかざり(松本かおる/日本ヴォーグ社)…『毛糸だま』掲載の、松本かおるのかぎ針編みかざり作品をまとめたリクエスト集。お雛さま、七夕飾り、ジャック・オー・ランタン、門松など、季節のイベントをテーマにした編みかざりの編み方を紹介する。
○88歳、しあわせデジタル生活(若宮正子/中央公論新社)…スマホもインターネットも老いの味方です-。58歳でパソコンデビュー、81歳でゲームアプリを作成した88歳の著者が、デジタルに苦手意識のある人達の悩みに寄り添いながら、デジタルの楽しみ方と心の持ちようを伝えます。

(金ケ崎町立図書館 担当:及川恵美)