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一般書:
○荒地の家族(佐藤厚志/新潮社)…人が住み、出ていく。生まれ、死んでいく-。あの災厄から10年余り。生活も仕事道具も攫われ、妻を喪った男はその地を彷徨い続けた。仙台在住の書店員作家が、止むことのない渇きと痛みを描く。『新潮』掲載を単行本化。
○数学の女王(伏尾美紀/講談社)…博士号を持つ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となる。新札幌の新設大学で爆破事件が発生し、沢村は突然捜査一課配属に。公安との駆け引きの中で進めていく捜査。しかも沢村は班長を任されることに…。
○不思議カフェNEKOMIMI(村山早紀/小学館)…毎日こつこつと働き、余暇には本を読み、紅茶を淹れて音楽を聴く。つつましく生きてきた律子に人生の終盤、ある奇跡が訪れ…。小さな祈りや命を大切にすくい上げてゆく物語。『STORY BOX』連載を加筆改稿。
○よき時を思う(宮本輝/集英社)…90歳の記念に祖母が計画した、家族のための豪華絢爛な晩餐会。そこに秘められた16歳の日の出会いと別れの記憶…。孫の綾乃は祖母の生涯を辿り、語られずにきた苦難と情熱を知る。『すばる』連載を単行本化。
○令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法(新川帆立/集英社)…家庭醸造が奨励される麗和6年。求められるがまま造酒に励む女たちが、苦悩の末、男たちに隠れて編み出した「秘策」とは…。架空の法律をめぐる、仕掛けだらけのリーガルSF短編集。『小説すばる』掲載を単行本化。
実用書:
○教養としての精神医学(松崎朝樹/KADOKAWA)…精神障害は、ごくありふれた病気であり「遠い誰かの話」ではない。「うつ病」「統合失調症」「パニック症」「境界性パーソナリティ障害」など、さまざまな精神障害をわかりやすく解説する。
○ぼけの壁(和田秀樹/幻冬舎)…「ぼけの壁」を乗り越えて、最期のときまで、幸せで明るい老後を過ごそう。「ぼけ=脳の老化」の2大原因である認知症と老人性うつについて、症状、治療法、予防法などを解説し、脳の健康寿命を延ばす心得を紹介する。
○孫と楽しむおり紙ヒコーキ(戸田拓夫/いかだ社)…孫と一緒におり紙ヒコーキを楽しみましょう! やさしい機種からチャレンジヒコーキまで、16機の作りかたをわかりやすく図解。孫と過ごすひとときをもっと楽しむ7つの心得も収録。飛行映像が見られるQRコード付き。
○モラハラ夫と食洗機(堀井亜生/小学館)…モラハラでも離婚はできます-。2000件超の離婚・恋愛トラブルを扱ってきた女性弁護士が、15の離婚事例をもとにモラハラ夫との戦い方をまんがを交えて解説。なぜそのようなモラハラ夫が生まれてしまったのかも分析する。
○60分でわかる!ECビジネスのための法律超入門(小野智博/技術評論社)…EC取引成立のタイミングはいつ? No.1広告は景品表示法違反となる? ECビジネスのリスク回避、円滑なサイト運営に必要な法律知識を解説する。利用規約・プライバシーポリシーのひな形のダウンロードサービス付き。
(金ケ崎町立図書館 担当:及川恵美)