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一般書:
○禁猟区(石田衣良/集英社)…女性がお金を出して若い男性を「狩る」という「お茶会」に参加した文美子。34歳、既婚、子どももいるのに、10歳年下の舞台俳優に惹かれていき…。心揺さぶる恋愛小説。『小説すばる』連載に加筆修正し単行本化。
○鷹の系譜(堂場瞬一/講談社)…昭和天皇崩御の日に起きた殺人事件。捜査一課と公安一課、相容れないはずの組織が日本の転換点で密かに交錯し…。父の道を継ぎ鷹となった息子たちを描いた「日本の警察」平成編。『日刊ゲンダイ』連載を加筆し単行本化。
○晩秋行(大沢在昌/双葉社)…バブル崩壊後に姿を消した二見興産の会長の20億円の価値があるクラシックカーの目撃情報が入ったという。居酒屋店主の円堂は、その車とともに連れ去られた君香を捜そうと…。『週刊大衆』連載を改題、加筆修正し単行本化。
○ファイナル・ツイスト(ジェフリー・ディーヴァー/文芸春秋)…父の死を招いた百年前の文書。人間の命を奪うほどの文書などありうるのか? 流浪の名探偵が知った恐るべき秘密とは…。「ネヴァー・ゲーム」「魔の山」に続く、名探偵コルター・ショウ第3作。
○筆のみが知る(近藤史恵/KADOKAWA)…大きな料理屋「しの田」に居候する絵師・火狂は、普通の人には見えないものが見えている。幽霊たちとの出会いが、胸を病んで部屋にこもる「しの田」のひとり娘・真阿を変えていき…。『怪と幽』連載を加筆・修正。
実用書:
○現代訳論語(孔子/興陽館)…"過ぎたるはなお及ばざるが如し""己の欲せざる所は、人に施すなかれ"…。人生と仕事に役立つ、孔子の教え。「論語」を下村湖人が現代訳した「現代訳論語」に対訳書き下ろし文・原文、内容を要約した一行見出しを加える。
○代表作でわかる世界の建築史入門(田所辰之助/世界文化社)…円柱が美のスタイルを生み出すギリシアの神殿から、鉄の柱でガラスの箱を浮かせたモダンな建築、網目状の柱がうねる現代の建築まで、世界の建築史から代表作をセレクト。様式、構造、建築家の意図や歴史的価値を紹介する。
○つるんと、のどごしのいいおやつ(中川たま/文化学園文化出版局)…家で作る冷たいおやつは、少ない材料、シンプルな工程で、体にプラスになる食材を取り入れたいもの。寒天、ゼラチン、葛、白玉粉、アガーなどを使ったのどごしのよさやつるるんとした食感にこだわった冷たいおやつのレシピ集。
○二番目の悪者(林木林/小さい書房)…これが全て、作り話だと言い切れるだろうか-。金色のたてがみを持つ金のライオンは王様になりたかった。だが、街外れに住む心のやさしい銀のライオンが、次の王様候補だという噂を聞き、銀のライオンの悪い噂を広めて歩き…。
○名医が教える高血圧の治し方(富野康日己/法研)…なぜ高血圧は死をまねくのか? 日本の高血圧の特徴は? 高血圧の治療と対処法・予防についてわかりやすく解説。高血圧についての基礎的な知識が理解でき、生活習慣の修正方法と降圧薬の上手な使い方がわかる。
(金ケ崎町立図書館 担当:及川恵美)