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一般書:
○R.I.P.(久坂部羊/講談社)…優しかった兄が、3人もの自殺志願者を殺めた-。連続凶悪事件を犯した兄・真也が語り始める不可解な動機を解き明かそうと、妹の薫子は奔走するが、一線を越えてしまった真也の「知らなかった一面」に衝撃を受け…。
○偽装同盟(佐々木譲/集英社)…大正6年3月、警視庁の新堂は、連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまい…。日露戦争に「負けた」日本を舞台に描く、歴史改変警察小説第2弾。『小説すばる』連載を加筆・修正。
○答えは風のなか(重松清/朝日出版社)…はじめて感じるモヤモヤ。この気持ちはなんだろう…? きっと誰もが胸のなかに抱えているもの。「きみの町で」に続く10の物語。朝日出版社ウェブマガジン『あさひてらす』掲載等を単行本化。
○ミス・パーフェクトが行く!(横関大/幻冬舎)…厚生労働省雇用環境・均等局総務課所属のキャリア官僚、真波莉子。進むところ敵なしの彼女は、外交、経済、パワハラ、セクハラなど、さまざまな問題を解決し…。令和のパーフェクトヒロイン誕生! 華麗なる世直しエンタメ。
○マンモスの抜け殻(相場英雄/文芸春秋)…独居老人の孤独死が多発する都心の巨大団地で、介護施設経営者が殺害された。警視庁の刑事、介護施設で働く男、被害者と会っていた美人投資家。団地で育った3人の幼馴染が再会し…。『別冊文藝春秋』連載を加筆・修正。
実用書:
○はじめてでも美味しく作れるロシア料理(ヴィタリ ユシュマノフ/世界文化ブックス)…ボルシチ、ビーツとにんにくのサラダ、ヴォルガ風の魚メンチカツ…。料理が好きなロシア・サンクトペテルブルク生まれのバリトン歌手が、スーパーの食材で作れるロシア料理44品を、プロセス写真でていねいに教えます。
○原敬(清水唯一朗/中央公論新社)…初の「平民」首相として、本格的政党内閣を率いた原敬。米騒動など民意高揚下、藩閥と時に敵対、時に妥協し改革を主導するも、首相就任後、改革途上で凶刃に倒れた。大衆迎合と一線を画した現実主義者の軌跡とその真意を描く。
○酔っぱらいが変えた世界史(ブノワ フランクバルム/原書房)…世界の歴史のもっとも重要な瞬間で多くの役割を果たしてきたアルコール。深酒により32歳で落命したアレクサンドロス大王、フランス革命とワイン、核危機渦中で泥酔するニクソン…。酒をめぐる21のエピソードを紹介する。
○LIFE SHIFT 2(アンドリュー スコット/東洋経済新報社)…この変わり続ける世界で、どう生きるか? テクノロジーが急速に変化するなかで長い人生を生きるためには、健康、スキル、人生の目的、雇用、人間関係を維持することが大切であることを、7人のキャラクターを通して伝える。
○私の親鸞(五木寛之/新潮社)…なぜ私は「ああ、この人は自分のことを分かってくれる」と思えたのか-。「聖人」ではない「生身」の姿を追い続けて半世紀、89歳の五木寛之がわが心の内の親鸞を語る。新潮講座で語りおろした話に、その他の文章を追加。
(金ケ崎町立図書館 担当:及川恵美)